映画『バービー』ケン役が老けすぎの声!ライアンがケンになった3つの理由

バービーの世界を実写映画化した『バービー』が大ヒットしていますが、バービーの恋人のケン役のライアン・ゴズリング(42歳)が「ケンおじさん」「老けすぎ」「おじさんすぎる」という悲鳴があがっているようです。

ライアン・ゴズリングは現在42歳です。たしかにZ世代からは「おじさん」の年齢だと思いますが、ライアンのケン役について調べてみました。

目次

ライアン・ゴズリングのケン役に悲鳴の声とは?

バービー公開前からライアン・ゴズリングのケン役について賛否があったようです。

特にZ世代からは辛辣の意見が多いようですが、擁護する声もあります。

ライアン・ゴズリングのケン役と人形ケンとの比較

実写版映画「バービー」のケンと、人形のケンの写真で比較してみました。

実写版映画「バービー」ケン

人形のケン

実写版映画「バービー」ケンと人形ケンとの比較

画像:Huffpostより

どうでしょう? 

人形も時代が古いのですごい若々しいというわけではないですが、実写版は少し違和感がありますね。

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「老けすぎ」という意見

 「ケンじゃなくてケンおじさん」と辛辣な意見

ツイッターのハッシュタグ「#NotMyKen(私のケンでない)」まで存在し、特にZ世代から辛口コメントをしているようです。

「ライアン・ゴズリングは好きだけど、なんであの映画だと、あんなに老けてて肌がカサカサに見えるのかな。髪型のせい?それとも日焼けしているから?いずれにせよ、彼には保湿が必要

「ライアン・ゴズリングは、ケンを演じるにはブサイクすぎるし、老けすぎ。ヘンリー・カヴィルかクリス・エヴァンスならよかったのに」

「ライアン・ゴズリングは、ケン役を演じるには老けすぎ。悪いけど、彼のシワを見ちゃうと見る気がなくなる

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https://twitter.com/btchrnts/status/1643292437719445504?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1643292437719445504%7Ctwgr%5E0ee43f084c0d91630158da6130ba296ce288abce%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.tvgroove.com%2F%3Fp%3D113354
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擁護する意見

人形のケンは1961年に初登場していることで人間年齢では62歳になることで擁護したり、Z世代に対してのコメントにアンチもいるようです。

「Z世代はライアン・ゴズリングが『老けすぎ』なんて言うけど、たとえ彼が96歳になったとしても、ケン役は彼以外いないと思う」

「ケンを演じるには老けすぎているって? ケンよりもライアン・ゴズリングのほうがこの世に存在している年月はずっと短いんだよ」(人形のケンは1961年に初登場)

「ライアン・ゴズリングが『老けすぎ』『ブサイク』って!?正気か!?」「ライアン・ゴズリングがブサイクだなんてありえない。怒りさえおぼえるわ」

また、ワシントンポストでは「年齢差別は女性俳優だけでなく、男性俳優にも影響を及ぼす問題」という記事もあります。

<一部抜粋>
バービーとケンは、多くの人にとって、「永遠の若さ」を象徴し、「子供時代を具現化」するカップルなので、視聴者たちはケンと自らの子供時代を関連づけて、ケンの外見に特別な期待を抱いていたかもしれない。ただし、一部の反発は、バービーとケンを演じる二人の俳優に10歳の年齢差があるということに対して起きている
washingtonpostより

https://twitter.com/r0nnamart1n/status/1643948764544094208?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1643948764544094208%7Ctwgr%5E0ee43f084c0d91630158da6130ba296ce288abce%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.tvgroove.com%2F%3Fp%3D113354
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ライアン・ゴズリングがケン役になった3つの理由とは?

ライアン・ゴズリングがケン役としてなぜ選ばれたのか?

そこには3つの理由がありました。

1. ライアン・ゴズリングのケン役は、監督からの熱望だった

監督や脚本担当は、ライアン・ゴズリング以上の適役はいないと最初から考えていた

自分がケン役にふさわしいかどうか不安だったというライアンだが、監督(グレタ・カーヴィグは「まさにハマり役」「完璧!」と称賛したそうです。

また、監督以外にもバービー役のマーゴット・ロビーはプロデューサーとしても「バービー」の映画に携わっています。彼女もケン役をライアン・ゴズリングに起用したいと懇願していたようです。

マーゴット・ロビーからライアン・ゴズリングへ毎日プレゼントを贈っていた!
マーゴットはライアンに毎日プレゼントを贈っていた!

後にライアンはVogueのインタビューで語っていました。
「彼女は撮影中毎日、バービーからケンへのピンクの包装紙に包まれたプレゼントを置いていってくれました」
「それらはすべてビーチに関連していて、パカシェルや『サーフィンのために祈って』と書かれた看板のようなものでした」。彼は「ケンの『ビーチ』とは一体何なのかよくわからない」と語りつつ、「でも、彼女はこれらの贈り物を通じてケンに何かを理解させようとしてくれたように感じました」と述べています。

監督がライアン・ゴズリングを起用する際に影響された番組がライアンが出演したコメディ番組「SNL」のコントだったようです。

2. バービー役と年齢を合わせるためにライアン・ゴズリングが選ばれた

最初の候補だったハービー役と年齢を合わすため

バービー役の候補は最初からマーゴット(32歳)ではなったようです。
最初はエイミー・シューマー(42歳)が候補にあがったそうですが、スケジュールの都合でNGになったそうです。
その後、アン・ハサウェイが候補として上がったそうですが、最終的にマーゴット・ロビー(32歳)になりました。

第一候補:
エイミー・シューマー(42歳)Amy Schumer

第二候補:
アン・ハサウェイ(40歳) Anne Hathaway

最終的にはマーゴット・ロビーに決まりましたが、
エイミー・シューマーやアン・ハサウェイの年齢を考慮して、相手役のケン役が若すぎると釣り合わないということで、ライアン・ゴズリング(42歳)になったのではないでしょうか。

出演交渉時はエイミーもまだ30代だったかもしれませんが、それでもちょっと若くないかなと思ってしまいますね。

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3. 人形のケンからの啓示とライアン・ゴズリングは承諾した

庭で人形のケンを見て「ケンになります」と伝えた

当初、ライアン・ゴズリングはケン役を辞退していたそうです。

「正直に言うと、このときまで、僕はケンのことを遠くからしか知らなかった。彼の内面を知らなかったんだ」と語っていてケン役を引き受けるつもりはなかったようです。

(承諾をする前)ライアン・ゴズリングは脚本を読んだ後に、庭であるものから啓示をうけたそうです。
娘の人形のケンが顔を下にしてレモンが潰れたところにあるのを見つけました。これを啓示と受け取り、
「私はあなたのケンになります」と監督にメッセージを送ったそうです。

「(人形の)ケンを見たことあるよ。外で搾り終わったレモンの横で、泥の中に顔を沈めた状態で置かれていた。それを見て『ああ、こいつの物語も世間に届けたいな』って思ったんだ。」

ケンが顔を下にしてレモンが潰れたとこが啓示とは、、ちょっとイマイチわかりませんが、何か暗示めいたものがあったんでしょうね。

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ケン役の別の候補3名について

キャスティング・ディレクターのアリソン・ジョーンズが別の候補がいたことを語っていました。

1. ボーエン・ヤン(Bowen Yang)32歳

2. ダン・レヴィ(ダニエル・ジョセフ・レヴィ Dan Levy )39歳

3. ベン・プラット(Ben Platt) 29歳

この3名だったら、ライアン・ゴズリングの方が適役かもしれません。

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ライアンは辛口意見についてどう思っているのか?

ライアン・ゴズリングは、ケン役について「シュールな体験」と語っています。

「ある日(突然)髪を脱色し、すね毛を剃り、特注のネオンカラーの服を着て、ベニスビーチをローラースケートで滑っていたんだ」と冗談を飛ばし、バービーのボーイフレンド役を演じることは非常にシュールな体験だったと語っています。

ライアンは、ケン役についての辛口コメントについて反論しています。

「僕の演じたケンに不満があるなら、他のケンと遊べばいい。笑っちゃうよね。#notmyken(私のケンじゃない)って、そんな考えがあることに驚いたよ。『ケンのこと、そんなに気にしたことあるの?』って聞きたくなるね。」

「60年間、ケンの仕事はずっとビーチだった。何にもしていないことが仕事っていうケンでも、みんなは気にならなかった。だけど突然、『私達はケンのことをずっと気にしていました』って言われてもね。これまでに一度も気にかけたことがなかったくせに。バービーはケンに文句を言ったりしない。それが大切なんだよ。本当にケンのことを気にかけていたっていうなら、みんながケンに興味がなかったのを知っているはずだろう?」

「ぼくもいまや、彼のことをものすごく気にかけている。彼の代理人になった気分だ。ケンが授賞式に来られなかったから、ぼくが代わりに受け取ることになるんだろうね」

ライアン・ゴズリングのプロフィール

  • 本名: ライアン・ゴズリング Ryan Thomas Gosling
  • 生年月日: 1980年11月12日(42歳)
  • 出生地: カナダ、オンタリオ州ロンドン
  • 国籍: カナダ
  • 職業: 俳優・ミュージシャン
  • 活動期間: 1993年 – 現在
  • 配偶者: エヴァ・メンデス(2011年 – 現在)
  • 主な作品: 『きみに読む物語』、『ハーフネルソン』、『ラースと、その彼女』、『ブルーバレンタイン』、『ラブ・アゲイン』、『ドライヴ』、『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』、『オンリー・ゴッド』、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、『ナイスガイズ!』、『ラ・ラ・ランド』、『ソング・トゥ・ソング』、『ブレードランナー 2049』、『ファースト・マン』、『グレイマン』

ライアン・ゴズリングは俳優としてだけでなく、ミュージシャンとしても活躍しており、自身のバンド「デッド・マンズ・ボーンズ」で2009年にデビューアルバムをリリースし、北米ツアーも行っています。また、カリフォルニア州ビバリーヒルズにあるモロッコ料理屋「Tagine」の共同オーナーでもあります。.

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映画「『バービー(Barbie』について

「バービー」ロマンティック・コメディ映画
アメリカ合衆国の玩具メーカーマテル社が発売、世界的にヒットした着せ替え人形バービーの実写映画化

『バービー(Barbie』
あらすじ:完璧とは言えない人形であるために、バービーランドから出て行くこととなったバービーとケン。2人は人間が暮らす現実の世界へと自己発見の旅に出ることとなる。
監督:グレタ・ガーウィグ
主演:
・バービー:マーゴット・ロビー【日本語吹き替え:高畑充希】
・ケン:ライアン・ゴズリング【日本語吹き替え:武内駿輔】
公開:2023年8月11日

バービー人形:
1959年3月にアメリカのマテル社から発売された着せ替え人形

マテルより

映画「バービー」8/11公開

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まとめ

映画『バービー』のケン役の「老けすぎ」意見について調べてみましたが、それぞれ個人の見解で「老けてる」「老けてない」という意見がありますが、見る人の年齢とバービーのイメージで変わるのかなと思いました。

たしかに、年齢的にライアン・ゴズリングは40歳超えなので、Z世代からは「おじさんケン」に映ると思います。

個人的にももう少し若い俳優でも良かったのではないかと思いますが、ライアンの演技力やバービー(マーゴット・ロビー)との相性などキャスティングはベストだったのかと思います。

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